使用機材紹介!エレキギター①
「Momose ストラトシェイプ」

今回は、僕が普段使っている機材の紹介をしていこうと思います😊
順次色々な機材や僕なりのセッティングをご紹介できたらと思います。

一発目は、メインのエレキギター、モモセのストラトです!

こちらのギターは、2020年に購入し、それ以来メインギターとして使用しています。
自分仕様にオーダーさせていただいたもので、5月に発注し10月に完成しました👍(たぶん)

ほんとはお店のギターを弾いてあーだこうだ言いながら選んでみたいのですが、左利きだと買える楽器が限定されるため中々そういった機会も少ないのがつらいところ😅

ボディはアルダー、ネックはメイプル、指板はマダガスカルローズという、割と標準的なストラトの組み合わせにしました。

カラーはカスタムカラーのシャンパンゴールド😍
ルックス100点です💯
シリアルがゾロ目でした😂

自分のこだわりとしては、PUレイアウトは絶対にSSH、トーンは各自ついていると鬱陶しいいのでマスタートーン、フレットはステンレス、1Vol、1Toneなので、空いたスペースにコイルタップスイッチ、と言ったところです。

リアPUは静岡の誇る大人気ギター工房、YOSギター工房さんの自信作Smoggy Pickupが載っています。

こちらのオーダーギターですが、いい点と自分には合わなかったと思う点がいくつかありましたので、ひとつずつ掘り下げていこうと思います。

まずはよくなかった点から😅

あくまで自分の好みに合わなかったというだけで、作りやメーカーさんを否定するものではありませんので、念の為ご了承ください🙏

①音

一番肝心なところですがw
最初に感じたのは、ジャキジャキで硬すぎるといった印象でした。

マーシャルのプレゼンスを10にしたような成分がずっと纏わりついていて、正直自分は好きじゃない音😢

ただ、これはこちらの指定したステンレスフレットが影響している気も。

同じ個体でステンレスとニッケルの比較をしたことがないのでわかりませんが、10年くらい使ったらニッケルに打ちかえての比較もしてみたいですね😊

トラディショナルと謳っていますが、僕にはややモダンな印象でした。

音に関しては、スプリングやボルトの締め具合などの細かいセッティングで現在なんとか納得いくレベルまで落とし込めているので、それはまた記事にしたいと思います!

②重量

とにかく軽いギターが欲しかったのでその旨を楽器店さんに伝え、選定料をお支払いして軽量な材を使ってもらったのですが、出来上がったギターの重量は約3.5kg😅

3kg前後を想定していたので、これを軽いと見るか普通と見るかは難しいラインですが、正直この重さならわざわざ選定していただかなくてもよかったかなと思いました。

オーダーの時点で明確にグラム数を伝えなかった僕のミスでもあります。

総重量もそうですが、ボディが重くネックが軽い感じなので、重心がボディ側にドンときて余計に重く感じます😅

③フレットのエッジ処理が甘い

外側が削りきれていなくて、スライドする時にゴリゴリ当たりますw

耐えきれず他所のリペアに出しました。

ただ、モモセのギターはとても丁寧な作りの印象がありますので、レフティの作業に慣れていなかった等の理由があるかも知れません。(それはこちらが申し訳ないw)

通常の製品では問題ないと思いますので、その辺りも試奏の際はご確認ください。

④出荷時の弦のゲージ

オーダーシートにも09-42と書いてありますが、張られてきたのが明らかに10-42以上💦

そんなの張り替えればいいじゃんと思うかも知れませんが、弦によってフローティングやネックの状態が変わるのと、最悪ナットもそのゲージ専用に切られてる可能性があります。

セットアップは自分でするのでまぁいいのですが、ナットが少し心配ですし、気にしながら今後使っていくのは精神衛生上よろしくないですねw

と、ここまでツラツラと不満ばかり失礼しました😅

ここからはMomoseのいいところです!!

①作りの良さ、使われているパーツ、配線の美しさ、圧倒的!

組み込みの精度がそんじょそこらのギターと比べてダンチです。

配線とかイジろうと思い中を開けてみると、僕なんかが手をつけていいところはどこもありませんでしたw

倍以上高いSuhrのギターを持っていますが、Suhrですら配線など電気系統は総取っ替えしています。

Momoseのギターは最初からCTSのポットやビタミンQ、線材もどこのかはわかりませんが良さそうなものが使われていましたし、半田も文句のつけようがないくらい美しかったです。

スムーステーパーは使わないのと、抵抗値を変えたかったのでポットは交換していますが、デフォルトで全く問題ない状態でした。

いじる気満々だったので先にコンデンサーを用意しておきましたが、蓋を開ければすでに同じコンデンサーが載っていたというのは秘密です🤣(値違い)

②価格

このクオリティーでパーツも惜しみなく良質なものが使われていて、比較的安価にオーダーできます。

僕のはレフティでさらに色々とアップチャージが重なりそれなりの金額になってしまいましたが、そこまで細かい指定をしなければちょっといいギターを買う金額でオーダーできちゃうのですよ😇

Momoseのギターは大変コストパフォーマンスに優れた製品だと思います。

③安定のチューニング

僕は3弦が1音半アームアップできるようフローティングしていますが、どんなにアーミングしてもチューニングが狂いません。

特に対策もしていませんので、ここでも組み込み精度の高さがうかがえます。

さらに、指定した2点支持のトレモロがとても滑らかで使い心地が良いですね👍

僕のSuhrは、フロイドローズのくせにロックしててもアーミングすると1発で狂いますw

④刺さる人にはぶっ刺さる、キラキラジャキジャキサウンド

とにかく抜けのよい音を求めているプレイヤー、上品で煌びやかなサウンドが好みのプレイヤーには刺さるギターだと思います。

そう、暴れ馬ではなく、「上品な」と言うところがポイントです。

僕の得意なスタイルではありませんが、歪んだマーシャルをTS系でブーストさせるととても気持ち良く、ずっと弾いていたくなります😃

さてこんな感じで不満点もそれなりにあるギターですが、何度も言うように音は好みです。

色々と調整し、今はそれなりに気に入って使わせていただいています。

どんな音が出るのかはできあがるまでわかりませんが、それを承知の上でのオーダーですし、出来上がったものをどう自分好みに染めていくか、そこが醍醐味でもあると思います😊

Momoseはとてもいいギターメーカさんだと思いますので、見かけた際はぜひ試奏してみてください♪

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました🙏

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