初心者さんに向けた、基礎力向上トレーニング
こちらでは、独学で始められて挫折してしまった方、頑張ってはいるが中々コードが押さえられない方へ向けた、簡単なトレーニングをひとつご紹介させていただきますので、せひチャレンジしてみてください♪
やり方は、6弦5フレットから8フレットまで人、中、薬、小指の順番で昇っていくだけです。
おそらくギターを弾いている人は誰もがやったことがあるであろう、クロマチック(半音階)トレーニングというものです。
これ自体は簡単かもしれませんが、下記のことに注意しながらやってみると、中々やりごたえあると思います。
小指が8フレットに到達した際、全ての指が押弦できている状態にする

小指を押さえる時、他の指をすべて離さないようにできているでしょうか?
他の指を離さないと小指が届かないという方は、ここにコードをうまく押さえられない原因がひとつあります。
実は指の長い短いは実はそれほど重要ではなく、大事なのは指の可動域をフルで使えてるかどうかなのです。指をしっかり広げられれば、大抵の方は5フレットから8フレットまでは問題なく届くと思います。
※実際の演奏で前の指を残したままにしなさいということではなく、あくまでこれは指の力をつけるためのトレーニングです。
バタバタの指づかいでもうまいギタリストはたくさんいるので、極論、弾ければなんでもいいとも思いますが効率の良い運指が上達の近道であることもまた事実です。
招き猫の手を作る

さて、指を開いた状態で押弦するポイントですが、それは手首の使い方です。
まずは招き猫の手を作ってみてください。
ネックの表側へ

手を裏返し、その角度をできるだけキープするようにネックの表側へと持っていきます。
5,6,7,8,フレットをすべて押さえられる位置へ手首と指を調整して、弦を押さえてください。
フォームをキープすることを意識

この手首の「返し」がうまくできるようになると、握り込むスタイルでコードを押さえた時にも指を立たせることができるようになり、キレイなコードを響かせることが可能になります。
このフォームをキープすることを意識して、5,6,7,8フレットを順番に弾いていきましょう。
稀に小指が極端に短く物理的に届かないという方もいらっしゃいますが、その場合人差し指は離しても構いませんが、できるだけ手首を意識して、指の形が崩れないよう練習してみてください!
基礎練習でも「演奏」だという意識を持って臨む
他にも注意点はたくさんありますが、まずはコレをできるようになりましょう!
そして、できた方はこのトレーニングをできるだけ美しい音色で演奏できるよう頑張ってみてください!
ただ弾くだけと、明確ないい音のイメージを持ちながら練習するのでは雲泥の差があります。
こういった基礎練習でも、あくまで「演奏」だという意識を持って臨むことが大切です。
レッスンではここでは伝えきれないポイントをもっと明確にお伝えしていきますので、ぜひ体験レッスンにいらしてください。
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